◇自主計算・自主申告のススメ
帳面や決算・申告というと、「面倒だから」と税理士まかせ・ひとまかせという方も多いのではないでしょうか。しかしその申告や税額には、事業主が責任を持たねばらなず、誰も代わってくれません。
ならば最初から、自主記帳・自主申告に挑戦しませんか? 自分でやれば、その分費用は安くなるし、リアルタイムで経営内容を数字でつかむことができます。なれれば、そんなに時間がかかりません。
民商は、そんな業者のために、各段階・要求に応じて、様々なサポートをしています。
- まずは売上・仕入・経費の整理から
売上はともかく、支払ってから「これなんの科目に入れたらいいの?」という質問が多く寄せられます。
民商ではその都度質問にお答えするとともに、領収書を合計した数字を記入したら自然に集計・所得が計算できる「自主計算書」をお配りしています。
また、自主計算書のexcel版も用意しています。数字を入力すると自動で計算してくれるので、集計が超らくちんです。 - 青色申告に挑戦!・・・「らくちん会計」や「弥生会計」の講習会やってます。
ちょっと進んで青色申告に挑戦、という方のために、民商では簿記教室や、excelで入力するとそのまま集計・元帳に早変わりという「らくちん会計」ファイルを提供しています。さらに進んで青色控除65万円とりたいという方や法人決算を自分でやりたいという方のために、弥生会計を活用したパソコン会計講座を随時開催しています。
だいたい2週間に1回、4~6回で自分の会社の入力ができるようになります。参加者に合わせて「できるまでやる」のがモットーですので、安心して受講してください。 - 自分でやれば、所得の意味や税額の計算が実感できます。経費削減のアイディアを考えたり、リアルタイムで経営の状況がわかるので決算対策や節税対策も間に合います。
- 法人決算も、弥生会計を使えば個人とほとんど変わらず、自分で入力・決算できます。民商には70人以上の「自分で決算」されている仲間がいます。
- 確定申告に向けて、申告学習会を開いています。自分で申告書を書いてみましょう。ぜひご参加ください。
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らくちん会計で帳面ばっちり
◇「一人親方の経費は65万円しか認められない」?!
そんなことはありません。しかし昨年「無申告で税務署に呼び出され、ガソリン代など経費がかかると言ったけど『法律で65万円しか認められない』と言われた」という相談が寄せられました。
確かに国税庁のタックスアンサーNo.1810「家内労働者等の必要経費の特例」には ①家内労働者等に対し ②実額経費に代えて65万円を経費として認められる、とあります。これは読んで字のごとく、内職さんやシルバー人材センターからの収入から、経費として65万円まで認める、という意味です。
断じて「65万しか経費は認めない」という趣旨ではありません!
一人親方という業態でも、収入をあげるのに要した費用を引くことは納税者の権利です。「何が経費で引けるかわからない」など不安はあるとは思いますが、同じ業者仲間の民商にぜひご相談ください。
納得の確定申告でこそ、営業も生活も守られます。
「65万経費すら知らさない」事案も発覚!
「65万しか経費認めない」という対応でさえ問題なのに、最近「65万円の経費すら認めない(知らせない)」という事案まで起きていることが分かりました。あまりの税金の高さに市役所職員がびっくり!です。
ここまでくると「血も涙もない」酷吏と呼ぶしかありません。納税者は税務署員の収奪の対象ではありません。納税者の権利を保障する法整備が求められています。
泣き寝入りせず、民商にご相談ください。