蟹江支部が町交渉
8月に「ラジオを聴いてきました」と相談に見えたAさん。トラック持込みで運送の仕事をしているのですが、燃料代が上がるのに運賃は上がらずに収入は減る一方で税金がはらえず、税務署からは売上先に調査がいき、住民税・国保税は西尾張地方税滞納整理機構に送られて「差押え警告」なる文書が送られるという最悪の事態。小さい子どもさんがいるのに国保税が払えなくて窓口に保険証を取りにいけずという実態がわかりました。
問題は、高くて払えない国保税
改めて事業の実態を見直すとともに、まずはいのちに関わる問題を解決しなくてはと、30日に蟹江町に保険証の交付を求めて交渉。婦人部長の古谷さん・前町議の林英子さんと尾崎事務局員が同行しました。
とても払えないというこの間の実態をAさんがまとめた表で示すと、はじめは「西尾張地方税滞納整理機構に送った事案だから・・・」といっていた職員も理解を示し、税務課・福祉課などの職員も呼んで国保減免や福祉制度で使えるものはないかなどの相談に乗ってもらいました。
半年間の保険証交付される
保険証についてはとりあえず短期保険証が家族全員分交付されました。Aさんの奥さんは「同業者は10割負担の資格証明書しかもらえなかったといっていました。私は半年でも使える保険証がもらえてほっとしています。同業者にも『民商に相談したら』と声をかけます」と話していました。