◇「初めて許可された」喜びの方も
  春の確定申告で、「消費税がいっぺんに払えない、困った」という会員さんがいっしょに「納税の猶予」「換価の猶予」を申請した結果が、ほぼ出そろいました。結果は、4月に借入ができて取り下げた方1名を除いて、11名が換価猶予許可、1名が納税猶予(昨年に続き期間延長)が許可され、全員が何らかの法律上の猶予を受けることができました!!
  集団申請した12名のうち、大治支部のAさんは「これまでも申請してきたけど、今回はじめて換価猶予が申請できて許可された!税務署に『滞納』といって呼び出されて払わないと差押えと脅された昔のことを思うとぜんぜん違う」と喜んでいます。8年前に納税の猶予裁判で原告になってたたかってきた弥富支部の伊藤さんは、「10年前に消費税の免税点が1000万円に引き下げられ、『消費税を納めないかん、だけどお金がないという納税者にはせめて猶予制度を適用せよ』とみんなでいっしょに申請してがんばってきました。今になって誰もが許可される制度ができたことは本当にうれしい。みなさんにも応援をいただいてがんばってきた甲斐がありました」と話しています。 猶予の申請

◇民商ではじめての申告・はじめての猶予許可

 ベテラン(?)の申請者に混じって、今年初めて民商で申告書を書上げて、消費税が一時に払えないと換価の猶予を申請したBさんは「なんか税金払えないと税務署に言うこと自体ドキドキしました。途中税務署から問い合わせの電話がかかってきた時はビックリしましたが、役員さんがいっしょに税務署に行ってくれて安心して説明でき、そのあと許可の通知をもらうことができました。当初の計画よりは少し多めに納税できるようになっているので、このままがんばりたい」と話しています。また開業3年目ではじめての消費税申告をしたCさんは「少しでも支払いに回そうと売上を伸ばすと、その分消費税が増える。これではいつまでたっても税金地獄から抜け出せない。来年の申告のことを考えると頭が痛い」と困り顔。これは申請者全員に共通した悩みです。

◇「払えない」困った方は申請をすすめましょう
 今年の申請は、個人12名と同時期に申告を迎えた法人1社でした。税務署は集団申請時にも「新しい換価猶予の制度は、『払えない』事実と納税の誠意が確認できれば許可の方向で考えます」と表明し、全員が何らかの猶予制度が受けられたこと自体は、大きな成果。申請せず滞納扱いになって9%以上の延滞税率がかけられることを思えば、雲泥の差です。まわりに「税金が払えなくてどうしよう」という方がいたら、ぜひ教えてあげて下さい。
 ただ、申請したのが3月末、許可されたのが6月はじめに3人、中旬に4名、7月に入って5名と時間がかかり過ぎている感は否めません。途中何人かの申請者に税務署が「どうやって生活しているのか」「生命保険を削れないか」など問い合わせたり、毎月の収支計算書を要求したということもありました。民商では、本当に審査に必要な書類にしぼり、速やかに許可されるよう、今後津島税務署に改善を要望していきます。

納税猶予・換価猶予 全員が許可へ