◇異議申立てで2件とも減額!
 昨年行われた税務調査と一方的な更正処分に対して、異議申立てを出してたたかってきた2人の納税者が、このほど2人とも処分の一部取り消し(減額)をかちとりました。
 佐織支部のYさんは、自主計算用紙と領収書などの帳簿書類を開示しました。6/30付の税務署の異議決定では、税務調査時の「調査理由言わない」「立会人を口実にした調査拒否」については「違法ではない」と非を認めなかったものの、提示された計算書や領収書などはきちんと検討した結果「本人(Yさん)の主張に理由がある」として大幅な減額決定となりました。Yさんは「もともと税務署の処分はメチャメチャだった。あきらめずに異議申立てして良かった」と喜んでいました。
 美和支部のMさんは、税務署が処分した所得自体については問題ないとしながらも、「加算税の計算に一部誤りがあった」と減額の決定。青色申告否認にともなって増えた税金にかけていた加算税分を取り消す減額の決定でした。「税務署員自身が税法を間違えて処分をやっていたなんて・・・。異議申立てして良かった」と話していました。
◇税務署の一方的な調査に「もの申す!」
 Mさんが6月3日に津島税務署で行なった異議申立て・口頭意見陳述の内容をご紹介します。
 昨年7月に調査に来て以来、イライラのし通しです。妻も毎日のように税務署に接するので暗い顔して、気の休まる所がありません。
 それというのも、調査の仕方が、私たちの立場に立ってくれていないからです。仕事の都合で調査が延びたら「ずるずると調査を延ばすとは非協力だ」と税務署の方にいわれました。そのくせやっと休みが取れて調査を入れたら「立会人がいるから」と何も見ずに帰ってしまう。数年前まで立会人がいても調査が行われたというのに、全然納得できません。取引先にも勝手に調査に行ったので、毎日あった仕事が休みがちになってしまっています。どう責任を取ってくれるのか! こちらの帳面の仕方が悪くて「相手に聞かないわたらない」というのなら納得するが、ただ「必要だから」だけで納得できるはずがないではないか。

 そもそも私は毎年役場で税務署員に聞きながら申告していました。「このとおり帳面つけて」と見本を1枚もらって、翌年そのように書いて役場に申告に行ったら「こんな帳面のつけ方じゃ10万円しか控除できない」とあっさり言われました。教えてもらったとおりやったのに・・・。平成10年に取引先が夜逃げしてしまった時、2度も税務署に足を運んで「いっぺんに引いてください」と教えてもらったのに、今回の税務署の処分では全く認められていません。
 何のために仕事して、自分を励まして記帳して申告し、税金を払っているのでしょうか。税務署の都合ばかり押し付けて、こっちが聞いたことにはまともに返事もしない。もっと納税者の権利を守って納得のいく態度で調査すべきだと思います。
(民商ニュース 03.6.9号&03.7.14号)

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