税金滞納のりこえ融資実現

◇『税金滞納あるから』と断られ・・・
 大治支部のYさん(建設)は今年4月に運転資金を申し込みましたが、「税金の滞納があるから」と断られました。「税金の知識がなく、言われるままに経費も引かずに高い税金を払わなければいけなくて、住民税や国保税まで手が回りませんでした」というYさん、民商に入って事業を見直し、大治町に毎月納付計画通りに納税していました。
 その場は「次回申し込むときにはさらに改善しているので貸してほしい」と引き下がり、仕事の方は順調に売上を伸ばしましたが、その分運転資金がきつくなり、9月に再度融資を申し込みました。

◇班会で相談・励まされ・・・・
  以前と違うのは、Yさんは8月から毎月班会に参加、申込みに当たって班会で相談し励まされ、申込みのときは事務局だけでなく桃原支部長さんはじめ役員さんが同行しました。
 政策公庫は10月にまたも「×」という返事、班会で相談してすぐ交渉に行き、理由を確認すると「毎月預金残高がほとんど残っていない、返済能力に不安がある」というものでした。「ここであきらめてはダメ」と、売上や経費の月別表を用意して売上も利益も伸びている実態を数字で示して11月6日に再度交渉、民商としても「いろいろ問題はあるかもしれないが、売上も利益も伸ばし、従業員や家族を守ってがんばる若い業者を応援してほしい」と要請しました。
 その場では○という返事にはなりませんでしたが、後日「納税状況や公共料金の支払状況、半年後までの事業計画を用意して下さい」と政策公庫の姿勢に微妙な変化が表れました。
 11月22日に3たび資料を持って政策公庫に。Yさんは納税や支払をちゃんとやっている資料を示して改めて融資を申込み、ついに12月9日、「150万円融資します」という連絡が入りました。

◇「たくさんの人の応援があったからがんばれた」
  Yさんは「一人じゃなくてたくさんの役員さんが来てくれて、あきらめずにがんばれました。やっと一人前の業者として認められた気持ちです。返済もちゃんとして信用をつけ、商売もがんばりたい」とうれしそう。3度の交渉すべてに参加した桃原支部長・原田副支部長も「班会で話し合ったことが会員さんの利益につながって、わがことのようにうれしい」と話しています。

◇「税金滞納」のりこえた画期的意義
 今回Yさんは、滞納が残っているとはいえ、解決に 向けてまじめに分納している姿勢が認められ、融資実現になりました。ところがこの間県保証では、そういう姿勢を評価せず「1円でも滞納があると融資しない」という硬直的な対応に終始しています。
 今回政策公庫は、Yさんに対して、過去のマイナス要因だけににとらわれず、現在と未来の努力をきちんと評価したものいえます。また重税に苦しむ業者にとっても大きな意義を持つものといえます。
 融資だけでなく、税金だけでもなく、商売まるごと相談できるのが民商のいいところ。困りごとはお早めに班会やなんでも相談会にご相談ください。
(つしま民商ニュース 13.12.16号)

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