事業計画示し融資を満額受けられた

●国金は「うちは貸さん」と門前払い
 製造卸売業のHさんは、昨年秋以降の不況で従来の販売が減り、エコ志向の新製品を開発・新たな販路開拓にがんばっていました。しかしすぐに実を結ぶとはいかず、運転資金は不足がち。ところが旧国金(現日本政策公庫)は「うちは新たな貸し出しにはもう応じません」と冷たい返事。銀行は昨年3月には融資してくれましたが、10月には大きく減額され、11月に追加融資を申し込むと「もう無理」と断られてしまいました。
 困ったAさんの目に留まったのが民商のチラシ、火曜日夜のなんでも相談会に来所されました。
 今は厳しいながら、先にはさまざまな事業プランを持ち、一部は実現化しつつあることを踏まえ、全商連の中小企業庁交渉で「今は赤字でも、3年後の計画が示されれば融資対象」と答弁されていることを力に、一緒に融資実現までがんばろうと2日後、新規開拓の売上実績と今後の予定表を含めた事業計画書を銀行に持参しました。「ムリ」と言っていた銀行も腰を上げ、週明けにはAさんと一緒に県保証に直接説明に行くなど姿勢を変えました。
●自分で作った事業計画、自信もって熱弁!
  しかし保証協会からの返事は「政策公庫の返済が遅れているので難しい」。これであきらめるわけにはいかず、第二段として民商と県保証交渉を行いました。Aさんが事業プランの説明に熱弁をふるうこと30分、応対した担当者は「話は良く分かりました。しかし、1年に3回目の融資です。『足りんから出せ』ではすみませんので、しっかりとした資金ぐり計画を出してください」という返事になりました。
 週明けにさっそく資金ぐり計画書を作成・提出したAさん、月末を控えやきもきしていましたが12月1日になって「今回はご要望どおり全額融資します。商売しっかりがんばって」とうれしい返事。翌日には融資が実行され、Aさんは「ほっとしました。一人で悩んでいるだけではなんともならなかった。民商に相談してよかった!」

(つしま民商ニュース 09.12.7号)。

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